こんにちは。今回はChromebookでトラックボールを使えるか試してみたので紹介します。
結論から言うと一部制約はありましたが使えました。
トラックボールって何?
トラックボールは指先だけでカーソル操作が可能なデバイスです。
マウスの場合、手首、腕を使ってマウス自体を移動させる必要がありますが、トラックボールは指先だけの操作のため体への負担は小さいとされています。
またマウスはある程度平坦な場所を必要としますが、トラックボールはそのような場所を必要しないというメリットがあります。
例を挙げると、ソファのようなマウスを使うには難しい場所でも操作ができちゃいます。
トラックボールの操作イメージ
カーソルを動かしたい方向とボールをスクロールする方向が連動しています。
カーソルを上に動かしたい場合は、ボールも上に向けて転がすイメージです。
カーソル移動については直感的ですぐに慣れると思います。
実際に使用してみた製品
私が使用したのはこちらの有線タイプになります。
特徴
8ボタン+チルトホイール搭載。
「HUGE」(巨大)という名前の通りマウスと比較するとかなり大きく感じます。
対応OSはWindowsとmacのみでChrome OSはサポート外となっていたため、今回どこまで使用できるのか検証してみました。
またこのトラックボールはUSB TypeAに対し、Chromebook IdeaPad DuetはUSB Type-Cポートが1つしか搭載されていません。
よって接続する際は外部USBハブが必須となる点はご注意ください。
参考記事
では実際に使ってみた結果を紹介します。
使用できた機能
- トラックボールによるカーソル移動
- 右クリック
- 左クリック
- ホイールによるスクロール
- ホイールクリック
- 進むボタン(ブラウザ)
- 戻るボタン(ブラウザ)
- 3段階DPI(カーソルの移動速度)切替スイッチ
使用できなかった機能
- 各ボタンへの機能割り当て
本製品には自由に機能を割り当てられるFnボタンが3つ搭載されていますが
Chrome OSではこれらのボタンに機能割当ができず使用不可でした。
これはメーカーHPより無料ダウンロードできる「エレコムマウスアシスタント」ソフトがChrome OS版に非対応のためです。
まとめ
前述のとおりボタンの割り当て機能は使用できませんが、マウス同等の機能は使えました。
今回紹介したトラックボールは右クリック&スクロールボタンは親指で操作することになるので、はじめは操作に慣れが必要と感じました。(ついついクセで人差し指でクリックしたくなります。) 今では慣れてしまってマウスと遜色なく使えています。
トラックボール使ってみたいけどChrome OS非対応で迷っている人の参考になると幸いです。