こんにちは。ニワカニです。
今回はガンプラくんDXセットを制作したのでレビューしたいと思います。
ガンプラくんの注目点は何と言っても新素材であるLIMEX(ライメックス)を採用している点です。
LIMEX(ライメックス)とは・・・
石灰石を主原料とする日本発の新素材です。プラスチックの代替製品に成形可能であり、石油由来樹脂の使用量を削減できます。CO2排出量も削減できる環境配慮型の素材として国内外から注目を集めています。
(パッケージ説明より引用)
ランナーは全部で3枚から構成されています。一部パーツは色付きです。
プラモデル初心者でも簡単に作れる構成になっています。
箱の注意書きにもあるようにパーツの一部が白っぽくなっていました。
この素材の特徴ということでガンプラくんの言う通り許容してあげましょう。
また普段のガンプラと比べると素材の質感はしっとりつや消しな印象で個人的には好みです。
かわいい見た目に反して石灰石が主成分のせいかずっしり重みを感じます。
またゲート跡が白化しやすいみたいです。
部分塗装と組み立て
今回は筆塗り部分塗装しながら組み立てることにしました。
メインで使用する塗料は「アクリルガッシュ」です。
最近使い始めたのですが隠蔽力が強く、しっかり発色してくれる点が気に入っています。
ただし塗膜は弱く少しでもこすったりすると剥がれてしまうので取り扱いには注意が必要です。
目の周りの隈取を黒で塗装。つや消しでいい感じに。
ライフル/バックパック/ハンドパーツは調色したグレーで塗ります。
ツインアイは塗料の乗りをよくするために600番ぐらいのヤスリでやすってアクリジョンの蛍光イエローを塗ります。あとでUVライトで光らせます。
ビームサーベルも同じくアクリジョンの蛍光ピンクを塗りました。
使用した塗料。
続いてシールドの塗り分けです。
塗料がはみ出ないよう中央の十字のマークの周りはケガキ針でけがいておきました。
周辺を白、中央をオレンジではみだしに注意しながら筆塗り。
最後にスミ入れをして輪郭を強調しました。
組み立てして完成です。本体でもなんとか自立できますが、付属の土台に固定したほうが安定します。
UVライトを当てると目とサーベルが光ります。箱絵と同じポーズでビコーン!
ランナー状態で飾ることもできます。これまでにない感じで面白いです。
ということでガンプラくんの紹介でした。
素材の都合上、摩耗には弱そうで、通常のガンプラのようにガシガシと稼働させてポージングをつけて遊ぶには難しそうです。今後、既存のプラスチックから置き換わっていくことはあるのでしょうか?素材の改良に期待です。
ただ稼動が少ないガンプラくんシリーズであればうってつけだと思ったので今後も出し続けてほしいところです。ザクプラくんやジムプラくんも機会があれば作ってみたいですね。