こんにちは。ニワカニです。
今回はリモートワーク(在宅ワーク)部屋にポータブルクーラーを導入したのでレビューします。
導入の経緯
これまで私のリモートワーク部屋である自室にはエアコンがありませんでした。
その理由として「2階+室外機を置くスペースがない 」ことが挙げられます。
仮にクーラーを取り付けるとしたら「室外機を取り付けるスペース設置」も必要というわけで、工事の手間と費用がハードルでエアコンを取り付けるに至っていませんでした。
ポータブルクーラーはこの取り付け工事不要ということが決め手となり導入を決めました。
買う前にチェックしたこと
候補となったアイリスオーヤマのIPP−2221G(ブラック)とIPA−2221G(ホワイト)の2モデルを比較しました。(2022年での型式はIP○-2222Gになっています)
・消費電力
IPP-2221G(600W)< IPA-2221G (870W)
・冷風能力
IPP-2221G(2.2kW)= IPA-2221G (2.2kW)
※()内の数値はいずれも60Hzでの値
冷風能力は同じだったので、私は消費電力(電気代)が小さいIPP-2221Gを選択しました。
IPA(ホワイト)と比較するとIPP(ブラック)の消費電力は600/870 = 約0.7倍。つまり電気代も3割ほど安く抑えられます。数字にすると結構インパクト大きいですよね。
消費電力の差について
なぜIPA(ホワイト)のほうが消費電力が大きいのかスペックとにらめっこしてみましたが、どうも除湿能力に違いがあるようです。
ただし1日あたり2L程度の差しかありませんでしたので、よっぽど除湿能力にこだわらなければランニングコスト的にIPP-2221Gのほうがオススメです。
・除湿能力
IPP-2221G(19L/日)< IPA-2221G (21L/日)
購入後の設置
重量は24kgとかなりあります。一人だと箱からの取り出しや、2階への運搬にかなり苦労しました。設置の際は二人以上のほうが安全です。
つづいて付属品である
- 排気ダクトの取り付け
- 窓パネルの取り付け
を行いました。
説明書に従って取り付けをするんですが
補足用の説明書があるのでそちらもしっかり参照したほうがいいです。
(私は補足の説明書を読まずに取り付け作業をしてしまい、一部ネジの形状が違っていることに気づかなかったり、解説用の図面がわかりづらかったりで苦労しました。。)
排気ダクト取り付け後はこのような感じです。
窓パネル側
パネルの縁には黒い緩衝材が付属しています。
排気口は網戸状になっているので、虫などの侵入も防いでくれます。
窓パネルはシャッター式になっています。未使用時はシャッターを閉じて外気を遮断できます。
使用してみた感想
冷風モード
冷風が届く範囲は十分に涼しく快適に過ごせています。
下の写真では設定温度26℃で送風口付近は24℃と冷たい風が出ていることがわかります。
対して排気ダクト周辺は熱をもちます。
排気ダクトに触ってみるとほっかほかの空気が排出されているのがわかりました。
ゆえにクーラーの背後は熱がこもりやすく部屋全体を冷やすのは得意では無さそうです。
排気ダクトの熱対策
そんなわけで排気ダクトの熱対策としてお試しで100均のアルミの保温シートでグルグル巻きにしてみました。
見た目はかなり残念な感じになりましたが、保温シートの有無で2℃ほど差が出ました。意外とダクトからの放熱は抑えられている結果となりました。
扇風機やサーキュレータとの合わせ技で空気を循環させればもっと効率が良いかもしれません。
意外にも除湿モードがパワフル
除湿モードをオンにすると、コンプレッサーが稼働し続けます。
部屋の温度が高いとキンキンに冷えた風が出続けてくれます。
体感的には冷風モードよりも除湿モードのほうが冷えました。
下手すると寒いと感じることもありましたので、よほど蒸し暑いときの奥の手で使用するなど、シーンによって使い分けると良さそうです。
作動音を気にする人は排気ダクトの窓パネルへの取り付けを推奨
ある日誤って窓パネルのシャッターを閉めたままで作動させてしまったんですが
そのときは排気ダクトからの排出音が大きいのが気になりました。
この排出音は窓パネルのシャッターを開けることでかなり軽減されます。
音が気になるかたは窓パネルの取り付けをおすすめします。
また通常作動時はコンプレッサーと送風の音が聞こえます。
冷蔵庫の「ブーン」音+扇風機がイメージとして近いと思います。
手軽に導入できるポータブルクーラーはこんな人にもオススメ
- 家族とエアコンの設定温度が合わない人
- いびきがうるさくて家族と寝室を分けている人
- リモートワーク時はエアコンのある家族の部屋を間借りして肩身の狭い思いをしている人
あれれ?おかしいな全部当てはまるぞ・・・🤔
ということで同じ悩みを持たれている方は導入をご検討してみてはどうでしょうか?