こんにちは。
今回は「機動戦士ガンダムUC MSV」よりHGUC170 シルヴァバレトの頭部パーツの差し替え改造をやってみました。
このキットの特徴として頭部の顔パーツを「ガンダムタイプ」と「ジムタイプ」の2種類から選択できます。
ただし、完全に顔パーツを左右から挟み込む構造のため、一度組み立てるとパーツオープナーなどで気合い入れて分解する必要があり実質差し替えができません。
「頭部が2種類あるのでせっかくなら簡単に差し替えて飾れるようにしたい」
ということで今回は後ハメ加工に挑戦しました。
最終的には写真のように上からヘルメットを被せることができるようにしていきます。
手順1 ヘルメットの加工
フェイスパーツと干渉しないよう下記の4箇所を削っています。
角度を変えてみました。
削る前(写真左) と 削った後(写真右)の比較
手順2 フェイスパーツの加工
今度はヘルメットと干渉しそうな箇所(赤枠部分)を切り離していきます。
手順3 微調整
付け外しの際にジムフェイスのクリアバイザーが引っかかりやすかったので
少しだけヘルメットの内側(オレンジ箇所)をヤスリで削って薄くしました。
手順4 付け外し確認
・ジムフェイス
写真のように少しだけ角度を付けて差し込みます。
さらに押し込むことでキレイに収まりました。
・ガンダムフェイス
同じくちょっと斜めに差し込んで・・・
奥に押し込むとかっちりとハマります。
取り外す際は逆にアゴの部分を前方に突き出す感じにすると首元が外れてくれます。
まとめ
パーツを一部切り取るなどの加工は慣れておらず、ビビリながらの作業でした。
ただその苦労もあって当初の目的だった簡単にフェイスパーツを差し替えることができるようになりました。特にグラついたりすることなく、それなりの保持力もキープできていたので個人的には満足の結果となりました。
ニッチすぎて需要あるのかすらわかりませんが、自分が知りたかった情報なので記事にさせていただきました。少しでもどなたかのご参考になれば嬉しいです。
最後に今回の加工に使用した道具をご紹介します。
今回のような加工に限らず普段使いでも作業性がアップするのでおすすめです。
■タミヤ 先細薄刃ニッパー
刃先が細いので今回みたいなダボ穴のカットや干渉部分など細かい箇所の作業に適しています。
■タミヤ クラフトヤスリPRO
特殊な表面加工がされており切削面がキレイに仕上がります。
■Wave パーツオープナー
パーツをつけ間違えたときに1個あると便利です。
今回は削る箇所を手探りしながらの作業でしたので大活躍でした。